【スピードラーニングって結局どうなの?】高校時代半年間聴いたあと、大学で留学して思ったあれこれ。

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「英語のリスニング力をつけたい・・」なんて悩んでる方なら、一度は聞いたことあるのではないでしょうか。

そう『スピードラーニング』。

スピードランニング公式サイト

「聞き流すだけ」というコピーや、プロゴルファーの石川遼さんが広告キャラクターとして使われていることでも有名ですよね。

今日はそんな『スピードラーニング』について私の経験から思うことについて書いていきたいと思います。

スピードラーニングの出会いと成果

当時高校生だった私が大学受験期に差し掛かったころ、英語のリスニング問題だけはいつも勘で答えたのでどうにか対策をしたいと考えてました。

そんな時、父親がたまたまスピードラーニングを購入してたことを知り、その日から通学時は片耳だけイヤホンをしながら流し聞きするのが日課に。

そして半年間がすぎ・・・いよいよ受験へ。

その成果は・・

相変わらず勘でした。笑

そもそも受験と日常会話ということで畑違いなのですが、かといって日常会話のフレーズを覚えたのかというとサッパリでした。

好きな音楽を聴くのをやめ、ひたすらスピードラーニングを流し聞きしてた半年間はなんだったんだと嘆きました・・泣

なぜ当時の私が半年間聞いてきたにも関わらず何も学べなかったのか。

留学を経験した今だから思うことを綴っていきます。

なぜスピードラーニングから何も学べなかったか

  • 英語の知識がない状態で挑んだ
  • 本当に流し聞きしていた

原因はこの2つだと思います。

まずは前者について。

英語を自分のものにするステップとして、「あ、この表現知ってる!」とか「こうやって使うんだ~」という気づきってとても大事だと思うんです。

スピードラーニングのターゲットは「英語初心者」であるように思えますが、本当に初心者の場合文法や慣用句ってあまり知らないことが多いですよね。高校時代の私のように。笑

知識がないから気づくことができない、だから半年間も聞いても何も変わらずステップアップもできなかったんですね。

次に後者の「流し聞き」について。

スピードラーニングのコピーでもある「聞き流すだけ」を信じて、チャリをこぎながら聴いていたんですが、やっぱり他のことに気を遣ったり、ながら作業だと注意がそっちにいくのでそもそも耳に入ってきません。笑

リスニング上達において、英語が常に流れている環境を作ることが大事という意見を聞きますが、それもあまりオススメしません。もちろん損をすることはありませんが、初心者の場合、英語がBGMになってしまうだけですし、「英語ずっと聞いてたしリスニングうまくなってるっしょ!」と過信してしまうからです。(私がそうでした)

それよりかは、やっぱり時間をとって集中して聴いて理解を深めるほうがよっぽど有意義なリスニングの練習になります。

言語を耳から聞いてるだけで習得できるのは、赤ちゃんだけなんですよね。大人になってしまったら大人に合った学習法で習得しなければありません。

これまで私の体験談とスピードラーニングを使いこなすためのコツみたいのを書いてきましたが、最後にスピードラーニングのメリットとデメリットを書いていきたいと思います。

メリット

  • 初心者に易しい難易度
  • 基本的なフレーズを習得できる

先ほども触れましたが、ある程度知識を入れ込んだ状態であればこのスピードラーニングはかなり活かせる教材だと思います。各シチュエーション別にまとめられてますし、ベーシックフレーズを覚えるのには文句ないと思います。

短い時間でも構いませんので、流し聞きではなくしっかり時間を確保すると「こういう言い方ができるのか~」という気づきから、有意義な学習時間になると思います。

デメリット

  • ちょっとお高い
  • 易しすぎる
  • 眠くなる

現在無料で語学学習等ができる世の中なのでちょっとお高く感じてしまうのは仕方がないかもしれませんね。

リスニングの難易度は初心者向けなので、これが聞き取れるようになったからといって、決して海外ドラマが字幕なしで聞き取れるわけではありません。多分同じセリフを言っていてもやっぱり聞き取るのが難しいと思います。

また、セリフの後ろでゆったりとしたBGMが流れているため、とても眠くなります。(個人差があります。)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

スピードラーニングについては数々の議論がなされてきましたが、私は否定はしません。やっぱり使う人の使い方、モチベーションによると思います。

スピードラーニングは定期購読方式で、教材CDが毎月自宅に届く仕組みになっています。

全て揃えてしまうと、なかなかお高くなってしまいますが、途中でやめることもできるみたいなので数巻だけチャレンジしてみるのもアリですね!

ではまた!