こんにちは!
今日は日常会話でもよく使われるsomethingとanything、厳密に言うとsomeとanyとニュアンスの違いを紹介します!
学校の英語の授業ではsomethingが肯定文、anythingは否定、疑問文で使われると習った方も多いのではないでしょうか。実際私も中学の時にそう教わったのを今でも覚えていますが、なんでそんなルールがあるんだろう、違いは何?と当時は疑問に思っていました。
実際はsomethingは肯定文、anythingは否定、疑問文で使われるシチュエーションが多いだけなのです!
今この記事を見ている皆さんはもう大丈夫。一度覚えてしまえば、もう迷うことはありません。
では、違いを見ていきましょう!
someとanyのニュアンスの違い
率直に言うと、someは「特定のものをイメージしている時」に使われ、anyは「特定のものをイメージしていない時」に使われます。
例文で見ていきましょう!
Get me something to drink.
こんなシチュエーションを想像してみてください。
あなたは子どもで、お母さんに「飲み物ちょうだい」とおねだりするとします。もし、毎日のように何か飲み物をもらっていたり、冷蔵庫の中に何か飲み物が入ってるのを知っている場合、あなたは「飲み物があることを知っていて、そこから何かをおねだり」していることになります。
つまり、何かあることをイメージできているので、somethingが使われます。
Is there anything to drink in the refrigerator?
では今度は、「何か飲みたいけど家に飲み物があるのかわからない」というシチュエーションで、お母さんに「冷蔵庫になんか飲み物入ってる?」と聞く場面を想像してみてください。この場合「何があるかもわからないし、もしかしたら何もないかもしれない」ですよね。
このように特定のものをイメージしていなかったり、そもそもあるのかわからない時にanythingが使われます。
Would you like something to drink?
次はレストランを想像してみてください。
疑問文のsomethingとanythingの使い分けとして、答えにYesを期待している時はsome、そうでない時やわからない時はanyが使われます。
この場合、お客さんが飲み物を飲むことを聞き手が分かっている、つまりYesを期待しているのでsomethingが適切な表現になります。
では最後に問題です。
あなたは学校の先生で、生徒に「何か質問ありますか?」と聞く場面を想像してみてください。この場合使われるのはsome questions?とany questions?どちらでしょうか。
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そう、答えはany questions?です。先生であるあなたは、どんな質問がくるかもわからないし、質問があるのかもわからないですよね!
まとめ
ここまで簡潔にsomethingとany、someとanyの違いについてまとめてきましたがいかがでしたでしょうか!
最初は「これってどっちかな・・」と少し考えてしまうかもしれませんが、慣れてくるとニュアンスの違いで即座に判断ができるようになります!何事も継続して慣れが大切ですね!
ではまた!